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今さらTPPについて調べてみた

アメリカでトランプさんが大統領に就任されたことにより、公約としていたTTPからアメリカ離脱が正式に署名されました。

 

日本では5年前位くらいからTPP賛成!!反対!!

だの散々言われていましたが、

 

何じゃそれと今更思ったのでちょっと調べてみました。

 

 

TPP協定:環太平洋パートナーシップ協定(環太平洋戦略的経済連携協定

詳しくは、内閣官房HPをチェック

http://www.cas.go.jp/jp/tpp/pdf/2015/10/151005_tpp_gaiyou_koushin.pdf

 

簡単に言うと太平洋を囲む諸国において、

貿易に対する関税だけでなく、投資やサービスの海外進出に際する規制緩和をしましょう。

というもの。

 

日本において問題視されていることの中で

1農業の崩壊

2医療の崩壊

3国家の主権の侵害(ISD条項)

の3つについて書こうと思います。

 

1農業の崩壊に関して

現在は海外の安い農作物に対して輸入する際に関税をかけており、TPPではこれをもっと低くしていこうというものです。安い農作物が日本国内に流通すれば、日本の農家が経済的に苦しむという話が、「農業の崩壊」と言われています。

 

感想

まぁ崩壊しても仕方ないのではないかと。消費者としては同じ品質のものを買うときに安いものが良いのは当たり前のこと。海外産と同じ品質のものを高く売ってしまうような農家が潰れるのは当然です。農業をやっている人にはごめんなさい。

 

日本においては自動車の輸入に対する関税が1978年に撤廃されてます。日本国内では国産車で安いものが多く、外車で高いものが多くなっており、農作物とは逆の日本産と海外産の値段設定となっています。仮に値段が低いものだけが残り、高いものが駆逐されるのであれば、日本において外車はほとんど見ないはずですが、毎日のように高級外車を見ます。なので値段だけでなく、品質やブランド向上によって値段が高くても生きていける可能性はあるのかなと。

 

そもそも、日本は利用できる土地が小さいし、人件費も発展途上国と比べれば高いのだから昔ながらの方法で安い農作物を作って、日本の中で売って生きていこうという発想に無理がある気がします。オランダは九州と同程度の面積しかない小さな国ですが2012年のFAOの農産物輸出がクランキングでアメリカに次ぐ2位を獲得しています。花や野菜のような集約型の品目の生産輸出に集中して、さらに最先端の技術を用いて生産しているため、上手くいっているのだとか。

FAO資料:

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/kyouka_wg/dai1/siryou6-1.pdf

オランダの農業記事:

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1655?page=2

 

和牛とか海外で人気らしいし、昔ながらのやり方に安住せずに、海外市場も視野に入れて工夫して頑張ってください。

食料自給率が下がるみたいな話は、そもそも現在で40%なので。色々ありますが割愛。

 

 

2医療の崩壊

これについてはあまり整理できていないので、だらだらと書きます。

 

医療崩壊の一つとして「診療制度の変化による影響」

現在日本では、「混合診療」というものが認められていません。

混合診療について:

混合診療ってなに?:混合診療ってなに?〜Q&A〜 Q1

つまり、現在の日本では基本的に

健康保険適用範囲内のみの診療に関しては、健康保険による補助があるけど、

健康保険適用外の診療が少しでもされれば、健康保険による補助は完全なし

 

TPPによりこの混合診療が行われるようになるのではないかとなっています。

この混合診療が解禁されると、起きうる問題についての厚生労働省厚生労働省の見解があります。

厚生労働省混合診療についての見解

保険診療と保険外診療の併用について|厚生労働省

 

問題として挙げられているのが以下の二つ

・患者の負担が不当に拡大するおそれ

・科学的根拠のない特殊な医療の実施を助長するおそれ

感想

正直この二つの問題は混合診療が行われることで起きるものではないと思うのですが。医療提供側が稼ごうと考えたときに、保険診療適用外の不必要な診療を提供して診療費を吊り上げればいいわけで、混合診療とは関係ないと思います。二つ目に関しては全く理解できない。

 

 

医療の崩壊の一つとして、「国民皆保険制度の崩壊」が挙げられています。

TPP参加が医療保険に与える影響とは? | 保険メディア アブラハムグループ

 

混合診療の解禁により、先進的な医療を受けられる機会が増加し、保険適用外の診療が多くなってくる。これらの診療は高額であり、現在保険財政が政府支出を圧迫しているので、それらを従来の公的医療保険の対象にするのは難しい。さらに、公的医療保険が機能しなくなっていくとのこと。

 

感想

公的医療保険が機能しなくなるのは財政難の影響であって、保険適用外の診療が多くなるからではないと思いますが、、、健康保険で補えない範囲は民間保険で対応すればいいのでは。貧富により、受けられる医療に差が生じるという問題もありますが、公的医療保険の対象になっている最低限の診療は受けられるからいいのではと思います。

 

 

医療保険の崩壊の一つ「海外の安い医薬品、医療器具の輸入による安全性の問題」

2/2 TPPが及ぼす医療・医薬品のメリット・デメリット [医療情報・ニュース] All About

 ISD条項により、海外の安い医薬品、医療器具の輸入を日本の独自の判断で承認をしなかった場合、企業に国が訴えられる可能性がある。そのため輸入せざるを得なくなり、それらは安全性が保たれていない可能性があるとのこと。

 

感想

日本国内でそういった安全性の保たれていない医薬品などが流通しても、日本で独自の安全基準評価を行っていれば大丈夫そう。少なくとも、安全性担保されていないものがあるということを患者側が認識してればオッケーでは。

 

 

3国家の主権の侵害(ISD条項)

TPPは基本的に貿易障壁を取り払っていく協定なのですが、国の持つ制度が障壁となっているとき、企業は国家を訴えることができるという条項です。(僕の認識です)

ISD条項について書いているブログ

マスコミが伝えないTPPの問題点。貿易障壁だとして、安全基準も健康保険も主権も奪われるかもしれない。 - Everyone says I love you !

TPP大筋合意 「ISD条項」は主権を奪う危険な規則って本当? | ナレッジ ウォーカー 「時事散策」

 

感想

これについてはまだまだ情報が不足しているので何とも言えないのですが、ISD条項はあって当たり前の制度なのかなと。

 

 

そろそろ修士論文を書かないといけないので終わります

 

著作権、労働についてまた調べます。

アメリカがTPP離脱したことについてはまた考えてみます。

個人的にはTPPにもPPAPにも賛成ですね。

ではでは